「本日はクラトス第3空港をご利用いただき
まことにありがとうございます」

「当宇宙港からクラトス、クールの各町へ
移動をなされる方々の為に、2番ホームに
臨時の高速シャトルが用意されております。」

「このシャトルの発射時刻12:00と
13:15になっておりますので、
クラトス、クールへと向かわれる方々は、
お乗り過ごしの無いようにお願い致します。」

フェイト
「大丈夫か、ソフィア?
ちょっと顔色が悪いぞ。
疲れてるんじゃないのか?」

ソフィア
「うん。少しね・・・。
でも、平気だよ。」

フェイト
「輸送船が混んでて、
まともに座れなかったからなぁ・・・。
無理だけはするなよな。」

ソフィア
「ありがと。
でも、ホントに大丈夫だから。」

「それにさ、船が混んでるのは
しょうがないよ。
会いたい人が居るのは、みんな
一緒なんだもん。」

フェイト
「そうだな。
今回の件では、あれだけの被害が
出たんだ。」

「それに比べたら、これくらい・・・。
自分の大事な人が生きてただけでも
感謝しなくちゃいけないよな。」

???
フェイト!
ソフィアちゃん!

フェイト
「ん!?」

ソフィア
「パパ!ママ!
それにリョウコおばさん!」

フェイト
「良かった!
やっと会えた。」

ソフィア
「行こっ。フェイト。
早くしないと置いて行っちゃうよ。」

フェイト
「と・・・。
ちょっと待てよ。
ズルイぞソフィア。」

 

戻る