レナ
「どうしたんですか、
ボーマンさん?」
ボーマン
「明日のことを考えていたら、
どうも落ち着かなくてな。」
レナ
「無理もありませんよ。
私たちに、全宇宙の運命が
かかっているっていうんですから。」
ボーマン
「なあ、レナ。
俺たちで奴等に勝てると思うか?」
レナ
「正直なところ、分かりません。
十賢者達は本当に強いですから。」
ボーマン
「はは・・・俺としたことが、
弱気なことを言っちまったな。
今度こそ、絶対に勝たなきゃ
ならないっていうのに。」
レナ
「みんなで力を合わせて
頑張りましょうよ。
全宇宙のみんなのために・・・
そしてニーネさんのためにも。」
ボーマン
「そうだな。
俺たちに残された道は、
勝つしかないんだからな。」